免疫力を高める

雑誌を読んで待つ

ヘルペスという言葉はよく耳にすることがあります。口に発疹が何回もできる病気ということは知っていても、性器や全身にできる恐れがあるということは知らない人もいるのではないでしょうか。 ヘルペスはギリシャ語から来ています。ヘルペスは「這う」という意味です。全身を這うように発疹ができることから名前がつけられました。言葉の由来は紀元前からで、少なくともその時代にはすでにこの症状があったということです。単純ヘルペスウィルスが原因として引き起こされるとわかったのは20世紀になってからのことで、現在も完全治癒としての治療法はまだありません。そのため一度完治したように見えても体調不良が引き金となって免疫の低下が起こり再度発疹が出てしまうことがあります。

子供のうちにかかると「水疱瘡」と呼ばれ、全身に水泡を伴った発疹ができます。このときに体の中に菌が残ると大人になって疲れがたまったときや季節の変わり目などに「ヘルペス」として口唇や性器に現れることがあります。そして高齢者になると、帯のように発疹が現れることがあります。これが「帯状疱疹」です。いずれも発疹が消えるまでに時間がかかることのほか、一度消えても再度発症してしまう恐れがあります。 また近年増大している問題に若年者の性器ヘルペスと口唇ヘルペスの感染です。性行為の若年化、さらにオーラルセックスが普及し、口唇と性器間でヘルペスウィルスが感染をしているのです。一度罹患すると完全治癒は難しいため、今後もヘルペスウィルスの増加が予想されます。